ー TEAM OGASAWARA ー
フルコンタクト空手 選手
極真会館 世界総極真 大石道場内弟子
第54回全日本空手道選手権大会 優勝
小笠原快 選手との出会い
小笠原快選手とのご縁が生まれたのは、2024年7月のこと。あるクリエイタープラットフォーム内で、オリジナルイラストのデザインを募集している投稿を見かけ、私のほうからメッセージを送りました。
その募集は匿名で行われていたため、依頼者が「小笠原快選手」であることも、空手の選手だということも、当初は全く知りませんでした。
いただいた内容は「雷神をモチーフにしたキャラクターがハイキックをしている構図」。人物キャラクターを描く経験があまりなかった私にとっては、決して簡単ではないテーマでしたが、投稿に込められた熱意や真剣さに心を打たれ、「この人のために描きたい」と思い、挑戦することを決意しました。
初校制作中のタイムラプスの様子
イラストを描き終えたあと、「フォントも入れましょうか?」と確認した際に、「KAI OGASAWARAでお願いします」と返答をいただき、そこで初めて、フルコンタクト空手の著名な選手であることを知りました。
この作品がきっかけとなり、小笠原選手と正式にサプライヤー契約を結ばせていただく運びとなりました。偶然の出会いから始まったご縁に、今でも感謝しています。
ー interview ー
空手家・小笠原快の挑戦
礼と覚悟の先にある未来──
「覚悟を持って空手家として生きている」──
その言葉に、彼のすべてが詰まっていた。
2025年3月、「第54回全日本空手道選手権大会」一般男子無差別級で優勝を果たした小笠原快(おがさはら かい)選手。しかし、その結果は彼にとって「通過点」に過ぎない。彼の目は、すでに次の舞台を見据えている。
礼儀が教えてくれた、空手の本質
高知県黒潮町で生まれ、静岡で育った小笠原選手が空手と出会ったのは小学2年生の時。当時はサッカー少年だったが、テレビ番組で見た空手の試合に魅了され、すぐに道場の門を叩いた。「最初は形だけでも礼儀をしっかりしていれば評価されるし、それが嬉しくて続けていました。継続していけば感謝の心が出てきて、いずれ本物になるということは学べたと思います」と語る。
空手を通じて学んだ礼儀作法は、日常生活でも彼の行動指針となっている。「道場での礼儀作法の基準が高いから、普通の生活で関わっている人との態度の差を感じるようになりました。その時に『どこに出ても通用する礼儀を道場で教わっていたんだな』と気付きました」。
決勝の舞台で味わった悔しさ
2023年11月に開催された「第2回総極真世界空手道選手権大会」。小笠原選手は決勝まで勝ち進んだが、試合終了間際に反則を取られ、一発失格負けとなった。「自分でも今までで最高の努力をしてきたつもりだったので、本当に悔しかったです。『こんなことあるんだ』って思いましたね」と振り返る。
しかし、この経験が彼をさらに強くした。「現時点では、4年後の世界大会での優勝が目標です。総極真の世界空手道選手権大会は、僕としては通過点というか。JFKOっていうフルコンタクト空手の団体があるんですが、そこが主催して、いろんな流派の団体が集まる大会があるんです。それが今年の5月に開催される『第9回全日本フルコンタクト空手道選手権大会』で、その全日本で優勝したいです」と語る。
空手家としての覚悟
21歳の時、極真会館大石道場の代表に弟子入りし、内弟子としての道を歩み始めた。「空手に1回かけて、選手としてどこまで行けるのかを賭けてみたいなと思ったのがきっかけで、今に至ります」と話す。彼にとって「プロ」とは、「覚悟」そのものだ。「覚悟だけかなと思います。それさえ決まってればなんでもできる。僕はそれで出来ているので、やっぱり覚悟が必要かなと思います」。
指導者としての顔
選手としてだけでなく、指導者としても活動している小笠原選手。「今までは自分のことだけを考えていれば良かったんですけど、道場生の成長のことを考えると、悩むことはやっぱり増えます。どうやって強くさせてあげようとか、礼儀作法をどのように身につけさせてあげようかなっていうのを、1人1人に合わせてやろうと思ったので、そういうことをすごく考えるようになりました」と語る。
子供たちへの指導では、感情的に怒るのではなく、礼をする意味を説いていくことを意識しているという。「今の子供って、昔の子供より賢いですね。自分の理になることは頑張れるけど、理にならないことは昔の子よりは頑張れない。だから、『どうしてこれが必要なのか』という、理になることをまず教えるっていうことを意識しています」。
空手の未来を見据えて
小笠原選手は、空手界全体の発展にも目を向けている。「空手家になりたいと夢見てもらうためにはどうすればいいのかなっていうのはよく考えますね。色々サポートを受けながらですけど、SNSとかそういったものを活用して、露出度を上げていくしかないなと思っています」と話す。
路地裏のグラフィティとのコラボレーション
「路地裏のグラフィティ」は、小笠原選手のオフィシャルサプライヤーとして、彼の活動をサポートしています。オリジナルのロゴやグラフィティデザインを通じて、彼のブランド価値を高める取り組みを行っており、スポーツ選手や団体へのデザイン提供実績も豊富で、彼のようなアスリートにとって心強いパートナーでありたいと思っています。
小笠原快選手の「覚悟」は、彼自身の成長だけでなく、空手界全体の未来を切り開く原動力となっています。彼の挑戦は、これからも続いていきます。